2011年4月23日土曜日

住宅金融システム再編に関与続けるべき=米財務長官

 [ワシントン 23日 ロイター] ガイトナー米財務長官は23日、住宅金融システムの再編に向けた政府の役割の見直しについて下院金融委員会の公聴会で証言した。長官は、議会が提案する新たな住宅金融システムに政府は引き続き何らかの役割を果たすべきだとの考えを示した。一方で、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNM.N>および連邦住宅貸付抵 MBT 販売店 桜
当公社(フレディマック)<FRE.N>を国有化すべきではないとした。
 長官は「政府が安定した住宅金融市場を促進するための何らかの形の保証を維持?考案するにあたっては、経済状況と公共政策上のかなりの必要性があると考える」と指摘。米経済における住宅セクターの中心的役割や金融ショックに対するぜい弱性を理由に、一定の政府支援が正当化される フェラガモ
と述べた。
 米住宅ローンの半分以上を保有または保証しているファニーメイとフレディマックは2008年に政府管理下に置かれたが、政府はこれまで両社に1250億ドル以上を注入しており、支援は今後も継続する見通し。オバマ政権は2012年まで両社に対して無制限の支援を約束している。
 ガイトナー長官は、新たな住宅金融システムは長期的
な枠組みで構築されるべきだとの考えを示した。
 共和党議員の多くは、ファニーメイとフレディマックを廃止し、民間資本が主要な役割を果たす住宅金融市場の再構築を求めている。下院金融委員会のフランク委員長は「ここでは2つのやるべき事がある。1つはファニーメイとフレディマックの縮小に向けた最良の方法を見つけることだが、その後に何を据え tiffany
るかも同様に重要だ」と述べた。
 ガイトナー長官は、この問題に関する政府の方針についてあいまいな指針を示すにとどめた。長官は先月、具体的な提案を示すのは早くても2011年になるとの見方を示していた。
 長官は、住宅金融システムを見直す取り組みは、住宅ローンの与信が広範に利用可能なことを保証し、手ごろな価格の住宅、消費者保護、
金融安定を促進するものでなくてはならないとした上で、これらの目標達成をに向けた新たなシステムには投資家基盤の多様化、正確で透明性の高い価格決定、二次市場の流動性、明確に定義された目標と目的が必要だと述べた。

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引用元:RMT

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